「ボール・シットアップ」は、腹直筋および腸腰筋を鍛えることができる筋トレ種目です。上体を起こす動作で腹直筋上部と腸腰筋、脚に挟んだボールを上げたまま保持することで腹直筋下部に刺激が入ります。まずは10回を目標に実践してみましょう。
鍛えられる筋肉
第1ターゲット ・・・ ■腹直筋 ■腸腰筋
※腸腰筋=腸骨筋、大腰筋、小腰筋から構成される腹部の深い位置にある筋肉・インナーマッスルの一つ。
種目解説
ボール・シットアップは、「バランスボールを足で持ち上げた体勢から上体を起こす」動作により腹直筋、腸腰筋の引き締め、強化を目指す腹筋トレーニングです。
腹筋の強化・引き締め・脂肪燃焼、骨盤の安定、ウエストラインの維持・向上、内臓の位置を整えることなどに効果が期待されます。
ただしシットアップは、腰への負担が大きいため、腰痛持ちや腰に不安のある人はシットアップは控え、クランチ系のトレーニングを実践することをオススメします。
腰をしっかり折り曲げ、足に挟んだボールが床に付かないよう浮かしたまま反復するようにしましょう。
まずは回数にこだわらず、正しいフォームを身に付けることが大切です。
ポイント
- 【力を加える】 体を丸めながら、出来る限り反動を使わずゆっくり起き上がる
- 【元の姿勢に戻る】 ブレーキをかけながらゆっくり戻る
- 背筋を伸ばし、上体は立てた状態を保つ(上体が前に倒れないように)
- 動作中、常に腹筋を意識する
目標回数
10~20回×2~3セット