「リバースダンベルカール」は、上腕筋・腕橈骨筋・上腕二頭筋を鍛えることができる筋トレ種目です。手の甲を前に(手のひらを下に)向けた形でダンベルを握り(ダンベルカールの逆の握り)、肘を曲げ伸ばしすることで上腕筋・腕橈骨筋・上腕二頭筋を鍛えることができます。



鍛えられる筋肉

第1ターゲット ・・・ 上腕筋・上腕二頭筋 腕橈骨筋

種目解説

リバース・ダンベルカールは、「手のを前方に向けた形で両手にダンベルを持ち、肘を固定したままダンベルを引き上げる」動作により上腕筋、腕橈骨筋、上腕二頭筋(力こぶ)の強化を目指す腕トレーニングです。ダンベルカールとはダンベルの握り方が逆になる。

上腕筋・上腕二頭筋の引き締め、筋肉アップ、筋力アップ、脂肪燃焼、前腕の引き締めなどに効果が期待されます。

ハンマーカールが手のひらを内側に向けた形で握るのに対し、リバースダンベルカールは手のを前方に向けた形で握る点に注意して下さい。

リバースダンベルカールの握りのように手首を内側に回した状態(回内)で肘関節を曲げる動作は、上腕二頭筋の働きが制限され、上腕筋がより働くことになります。
(もちろん、上腕二頭筋は肘関節の屈曲で働きますので、刺激されないわけではありません。働きの比重が上腕筋に傾くと考えて下さい)

このように同じ筋群でも、握りや体勢、角度などによって刺激される部位に違いが生じてきますので、筋トレの目的によって、使い分けたり、種目を組み合わせることで、より最適な効果を得ることができます。

始めのうちは、肘が動かないように意識しながらフォームの習得に努めましょう。

ポイント

  • 手の甲を前方に向けた形でダンベルを握る
  • 肘の位置をしっかり固定する
  • 上腕筋・上腕二頭筋を意識してゆっくりとダンベルを引き上げる
  • 下ろす時は、ブレーキをかけながらゆっくりと下ろす
  • 背筋を真っ直ぐに伸ばし体が前後左右に揺れないように
  • 動作中、常に上腕筋・上腕二頭筋を意識する

目標回数

10~15回×2~3セット