「ヒップフレクション」は、バランスボール特有の種目で、腹筋下部および腸腰筋を鍛えるバランスボールトレーニングです。座った姿勢で脚の間にバランスボールを挟みます。この体勢から腰を曲げて、ボールを上げることで腹筋下部をメインに刺激が入ります。



鍛えられる筋肉

第1ターゲット ・・・ 腹筋下部 腸腰筋
※腸腰筋=腸骨筋、大腰筋、小腰筋から構成される腹部の深い位置にある筋肉・インナーマッスルの一つ。

種目解説

ヒップフレクションは、「椅子に座った状態でバランスボールを脚で挟み、ボールを上下させる」動作により腸腰筋、腹筋下部の引き締め、強化を目指すトレーニングです。

腹筋下部の強化・引き締め・脂肪燃焼、骨盤の安定、ウエストラインの維持・向上、内臓の位置を整えることなどに効果が期待されます。
下腹を引き締めたい方、ぽっぽりお腹を解消したい方におすすめです。

バランスボールを上げる時、股関節をしっかり動かし、膝を胸に近づけるようにします。

脚の動作につられて、体が後ろに倒れないようにして下さい。
背筋は伸ばし、股関節の働きだけで動作することを心がけましょう。

また、股関節の可動域(このトレーニングの場合、脚を引き上げる股関節の動作範囲)は、柔軟性などにより個人差があります。
あまり上がらない場合でも出来る範囲でOKです。無理は禁物。

ポイント

  • 【力を加える】 股関節の動きを意識して、ゆっくりとボールを引き上げる(膝を胸に近づけるイメージ)
  • 【元の姿勢に戻る】 ブレーキをかけながらゆっくり下ろす
  • 下ろした時、脚を床に付けず、常に浮かした状態を保つ
  • 背筋を伸ばし、上体を固定する
  • 腹筋を使っていることを意識する

目標回数

10~20回×2~3セット