坐骨神経痛の緩和に効果的なストレッチです。痛みがあるときに実践します。ただし、激しい痛みがでている場合は、深夜などすぐに病院に行けない場合の応急的なストレッチとして無理のない範囲で実践するようにして下さい。
対象
坐骨神経痛の方
解説
股関節ストレッチ
仰向けになり、膝と股関節を曲げて脚を引き付け、外側に倒します。
倒したら、そのままの流れで外側から脚を伸ばし元の姿勢に戻ります。
(端的に言うと、股関節を外側に回すイメージになります)
続けて、脚を引き付けたら腰をひねって内側に向かって脚を倒します。
倒したら、そのままのが流れで内側から脚を伸ばし元の姿勢に戻ります。
(端的に言うと、股関節を内側に回すイメージになります)
ここまでの一連の動作で1回とし、10回行ったら、逆側の脚も行います。
この動作により、股関節周りの筋肉をほぐし、坐骨神経にアプローチします。
ポイントは、背中は常に床に付けたままにし、腰を使うイメージで動作することです。
腰に痛みが出る場合は、痛みがない範囲で行うようにしましょう。
腰のストレッチ
四つんばいにあり、骨盤を前傾させて腰を反ります。
続けて、骨盤を後傾させて腰を丸めます。
ここまでで1回の動作になります。
この動作により、腰周りの筋肉をほぐし、坐骨神経にアプローチします。
体の状態を確認するようにゆっくりと動作するのがポイントです。
腰ひねりストレッチ
うつ伏せになり、腕を横に広げます。
この体勢から、片脚を腰をひねって逆側に伸ばします。
この動作を左右行って1回となります。
この動作により、股関節周りと腰回りの筋肉をほぐし、坐骨神経にアプローチします。
腰を起点に動作するようにし、腕を床に吸い付け、上半身が大きく傾かないようにするのがポイントです。
不快な痛みが出る場合は痛みのない範囲で行うようにしましょう。
坐骨神経痛緩和ストレッチの内容
- 股関節ストレッチ・・・左右各10回(片足2種類行って1回)
- 腰のストレッチ・・・15回(反らしと丸め、両方行って1回)
- 腰ひねりストレッチ・・・10回(左右行って1回)